社内の面談で圧迫1on1ミーティングにならないために、やってはいけない3つの質問

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社内の評価面談や人事面談などで圧迫1on1ミーティングとなってしまう評価者が非常に多くいます。
中には部下であるメンバーを泣かせてしまう人もいます。
そこでこの記事では、そのような社内の面談で圧迫1on1ミーティングにならないために、やってはいけない3つの質問を解説します。
ここで挙げた注意点をしっかりと意識して、面談の実施者や評価者は適切な面談を実施するようにしましょう。

圧迫1on1ミーティングはどんなもの

そもそも、圧迫1on1ミーティングとはどのようなもので、なぜやってはいけないのでしょうか。
圧迫1on1ミーティングについては、受けている側の捉え方によっても大きく異なるので、一概には言えません。
同じ内容で同じ聞き方で質問をしても、人にって圧迫と捉える人もいれば、そうではない人もいるので、非常に難しいところです。
ですが、面談を受けている人が「圧迫されている」「過度にキツく当たられている」と感じてしまうような面談は避けなければなりません。
というのも、これが続いてしまうとパワハラと認定され、面談の実施者や評価者が罰せられるだけでなく、社会的にパワハラの内容が明らかになってしまうと、会社の評判にも関わってしまうのです。
このようなことを踏まえると、面談の実施者や評価者としては圧迫した面談は避けた方がよいですし、経営者や役員の立場で考えると、圧迫1on1ミーティングを行う役職者には厳しく目を光らせなければなりません。
些細なことで、ネットやマスコミなどに圧迫1on1ミーティングの様子が流れてしまうと、会社全体が不利益を被ってしまうためです。

やってはいけない3つの質問

では、具体的にやってはいけない質問の3つをここで挙げます。
もちろん、この3つ以外にもやってはいけない質問は数多くありますが、代表的な3つをまずは注意しましょう。

(1)その人の人格に関わる内容
(2)その人のプライベートに関わる内容
(3)偏見を伴った内容

それでは一つ一つ解説していきます。

その人の人格に関わる内容

まず、一つ目の「その人の人格に関わる内容」については、例えば「貴方は何をしても遅い」「何をやってもミスが多い、ダメなやつだ」「どうしてそんなにできないんだ?」などその人自身に関わってしまう内容を指摘してしまうことです。
上司の立場としては、どうしても言いたくなるものではありますが、これを言われた側としては、逃げ道がなくなってしまうので、圧迫されているような気分になってしまうのです。
これを避けるためには、その人の人格についての話をするのではなく、その人の行動について話をすると良いでしょう。
できれば、具体的な事例を挙げて話をした方がよいです。
ポイントはその人自身を指摘するのではなく、あくまでその人の「行動が良くない」ということで行動を主語にすることが大切です。

その人のプライベートに関わる内容

二つ目の質問は「その人のプライベートに関わる内容」です。
これは、多くの人が良くないと認識している内容だとは思いますが、意外と話してしまっている事があります。
特にリーダー側が「このメンバーとはうまくコミュニケーションが出来ている」と勘違いしてしまっている場合、このような事象が発生します。
また、相手がコミュニケーション能力が高いメンバーの場合、心の中ではリーダーに対して不信感や嫌悪感を持っていたとしても、表面的に取り繕うことが上手いためリーダーがメンバーに対してうまくコミュニケーションが取れていると勘違いしてしまいがちです。
そのような状況の中で、プライベートな内容をしつこく質問をしてしまうと圧迫1on1ミーティングという印象を抱かせてしまい、最終的にはパワハラや異性の場合にはセクハラ行為とも取られてしまいかねません。

偏見を伴った内容

最後の三つ目のやってはいけない質問は偏見を伴った内容です。
これは年齢が大きく離れているリーダーとメンバー間に発生してしまう傾向がある質問です。
特に偏見の中でも、女性に対する偏見が多く出ているので気をつけましょう。
具体的には「女性はいずれ結婚(出産)をするから辞める」や「女性だからお茶くらい入れろ」など女性に対する偏見などが問題になることが多くなっているのです。
これらの偏見は高い年齢の人に多く見られがちであり、すぐに規正することが難しい内容でもあります。

面談の際にはチェックリストなどを作り、このような質問をしないように気をつけましょう。

聞き方を工夫

ただ、これらの点を絶対に聞いてはいけないと言うわけではありません。
内容によっては聞き方を工夫するだけで、むしろ良い質問になることもあるのです。
例えば人格に関わる内容でも、聞き方を工夫すればそれは人格ではなく、その人の癖に対する指摘となりますので、変えることが可能という話になっていくのです。
また工夫の仕方は人それぞれですが、最も効果的な方法としては、「貴方のために言っているんだよ」と優しく言葉の後ろなどに付けて話をしてあげることです。
特に優しく語りかけるように「貴方のために言っている」と言ってあげることで、少なくとも圧迫1on1ミーティングになることは避けることができます。
これは心のなかで思っていても一切効果がなく、優しく語りかけることではじめて役に立つので、意識しながら話すようにしましょう。

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