職場の透明性を上げるコツ11選

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チームのパフォーマンスを上げていく方法が非常に注目されています。GoogleやAppleなどの最先端企業で分析が行われた結果、チームのパフォーマンスとメンバーのモチベーションが大きく関係していることがわかってきました。このメンバーのモチベーションを上げる要素の中で、マネジャーや上司に特に関係しているものがあります。それが、「職場の透明性」です。では、職場の透明性はどの様に高めていくことが望ましいのでしょうか。


1.会社全体の考え方を統一する

社長の言っていることと上司の言っていることが違う。チームの目標と会社全体の目標に矛盾が生じている。このような状況では、働く際に不安になってしまいます。考え方や目標を統一しておくことで、働いている人たちに無駄なストレスを与えずに済むでしょう。


2.意思決定のプロセスを明確にする

仕事をするうえで、誰の決定や確認が必要であるのか明確でないチームでは、スムーズな仕事もスムーズなコミュニケーションも生まれません。そのような職場環境で働くことはメンバーのコミットメントを下げる結果となるでしょう。


3.隠し事をしない

人によっては、伝える情報をコントロールすることで不安を取り除けると考える人がいるのも事実です。しかしながら、そうした一種の情報統制は、メンバー内に不和や疑念を生むことがわかっています。


4.対面でのコミュニケーションを重視する

最近ではテクノロジーの発展によって、相手の顔を全く見ることなくコミュニケーションが出来るようになってきました。しかしながら、仕事をしていく中でのコミュニケーションでは、対面によるコミュニケーションが生み出す信頼感や安心感を大いに活用すべきでしょう。


5.全ての従業員を同等に扱う

全てのメンバーはその能力によって、求められる成果や期待されるアウトプットが異なります。しかし、だからといって従業員の待遇に差をつけることは止めるべきでしょう。透明性の基礎は、平等と公平です。その基礎を上司自ら破ることは、チームビルディングの最大の障害となります。


6.予算や経費について情報を公開する

経費や予算の情報は、時に会社内でのチームが置かれている状況を説明することになるため、公開に慎重な立場をとる人も少なくありません。しかし、最も重要なお金についての情報を公開することで、チームメンバーから得られる信頼は、そのままパフォーマンスやコミットメントに繋がるでしょう。


7.いつでも上司に相談できる環境を整える

上司は上司の仕事があり、他のメンバーには他のメンバーの仕事があります。しかし、だからといって上司がパソコンにかじりつき、部下の相談やトラブルにすぐに対応できない状態を作り上げてしまうことは、柔軟な仕事に必要なホウレンソウを損なうことになります。上司の仕事は膨大であり余裕を持つなど難しいかもしれません。しかし、そうした姿勢こそが、メンバーが職場の透明性を感じる部分なのです。


8.難しい質問から逃げない

難しい質問とは、仕事内容やスキルの問題ではありません。例えば、他のメンバーの退職の話や会社の業績の悪化など、そうした質問に答えることでメンバーがどの様な反応を示すのかわからないような質問を指します。こうした質問に対して真摯に対応することは、メンバーの安心に繋がるでしょう。また、こうした大事な問題が発生した時に、全てのメンバーを集めて話し合いを持つなどの機会も重要です。大事なことは、上司としての能力ではなく、上司としての態度なのです。


9.オープンスペースとプライベートスペースの活用

最近では、オープンオフィスといって、壁を作らずに1つのフロアで全ての人が見渡せるような仕事環境が整われている会社が出てきています。しかし、そうした施策が本当に会社としてのパフォーマンスを高めることになるのかどうかについては疑問符がついています。大事なことは、信頼感です。そうしたオープンな状況にしていることが、むしろ監視されている感覚を引き起こすのであれば、一人一人にプライベートスペースを与える方が、パフォーマンスが向上することがわかっています。


10.全ての人に同等の話し合いの機会を設ける

々のメンバーとの話し合いの機会を定期的に設けましょう。こうした話し合いの機会は、平等でなければなりません。期末や月初め、プロジェクトがひと段落ついたときなどの機会を見つけて積極的に行うべきです。また、この話し合いの機会は時間や回数も含めて、全ての人に同等のリソースを割くように心掛けましょう


11.知っていることと知らないことを明確にする

上司は仕事の神様である必要はありません。部下がわからないことに対して100%必ず正しい答えをその場で提示しようとすることは、むしろ弊害を引き起こしかねません。それよりも、しっかりと「今すぐには答えられない」「今から調べるから30分後にまた来てほしい」「来週までにこの件については私から報告する」など、部下のわからないことに対して上司も真摯に対応しようとしているという態度を取ることの方がはるかに重要です。上司の仕事の能力やスキル以上に、仕事に対する態度やメンバーに対する配慮などの方を重んじるメンバーの方が多いでしょう。上司やマネジャーとしては、パーフェクトな人間であるよりも、パーフェクトであろうとする人間として振る舞うべきです。


まとめ

チームのパフォーマンスやメンバーのコミットメントを高めるために、非常に重要な要素となっている透明性についてまとめてみました。もしかしたら、少し耳が痛いと感じられた人もいるのではないでしょうか。上司やマネジャーは、仕事量や考えなければならないことも多く、余裕やゆとりを持って仕事をすることは難しいかもしれません。しかし、一緒に働いているチームのメンバーにとって、そうした上司やマネジャーの余裕やゆとりこそが、最も安心して仕事が出来る環境なのです。ぜひ、このまとめを参考に、今のチームのポテンシャルをさらに引き出す方法について考えていきましょう

 

 

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